あとがき

こんにちわ、香澄　翔です。「崩落の絆」をお届けしました。

最近の私の話としては、少し外れていた話ですが。おかげさまでそれなりの好評をいただ
き、とても嬉しいです。

この話、私の中では原点に戻ったという感じなのですが、いかがでしたか？

昔は暗い話ばっか書いてたっけなぁ……。


崩落も、ちょっとばかり暗い話ですね。でも私の話ですから、暗いだけ、苦しいだけ、で
は終わらせなかったつもりなのですが、どうだったでしょうか？


この作品は対電撃文庫応募用、なんですけど。
さてさて。どうなる事でしょうね。


何にしても、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました！

これからも、ぜひぜひ応援していってくださいっ。


それでは最後に、いつも通りあとがき代わりに２０の質問、に答える事で、あとがきとさ
せていただきます。

あとがき代わりに２０の質問
http://www.asahi-net.or.jp/~tz4a-izw/atogaki.htm


１．この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。 

　やったね。明日はホームランだ。


２．この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか？ 

　ツヴァイのキャラかなぁ。彼が一番書きやすかったです。


３．この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか？ 

　文章が……。なんかへたれてます。


４．ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてく
ださい。 

　特にはないですね。仮タイトルがそのまま正式タイトルになりました。
　最近、このパターン多いです。


５．タイトルの由来（意味）は何ですか？ 

　話の通り、ですね。誠也とそれにつながる皆の絆の話です。


６．この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか？ 

　電撃の公募用に、ですねぇ。そろそろ賞を取らねば(笑)


７．この小説を書く上で、何か影響を受けたもの（他の作品や、他媒体の創作物など）は
ありますか？ 

　そうですねぇ。これっていうのはあまりないですね。もちろん影響はいろいろ受けてい
ますけども、この作品を書く上で、という事だと無いですね。


８．これがあったから、この話がかけました！（これがなかったら、かけませんでした！）
というものはありますか。 

　やっぱり支えてくれる友人、ですかね。
　それとまりっち！　まりっちですっ　＜しぐまりおんの事。ハンドベルドＰＣです


９． ボツにしたストーリー展開を教えてください。 

　美咲と誠也、そしてツヴァイはみな兄妹だった。という設定とか。
　真が実はぴぴー（検閲）だったとか。


１０． プロット（思惑）どおりに進みましたか？ 

　だいたいは。でもいくつかとばした部分もあります。


１１． これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか？ 

　えぐるような心を。人の心の痛みの部分を、書きたいなぁ。と思ってましたね。


１２．一番こだわったところはどこですか？ 

　翼が両手をひろげて「ボクはあったかいよ」というシーンかな(笑)
　えっちっぽく書きたかった〜(笑)


１３．一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてくださ
い。 

　好きなキャラ。難しいですが、翼でしょうか。
　嫌いなキャラはいないぁ。

１４．実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてくだ
さい。 

　実際にいたら嬉しいキャラは、やっぱり翼かなぁ。
　イヤなキャラは、そりゃあツヴァイでしょう(笑)


１５．この人にはこの言葉を言わせたかった！という台詞をキャラ別にどうぞ（実際に言
わせていなくてもOK)。

　誠也「生きる意味を確かめたいだけなのに」
　美咲「守りたいから。誠也を守りたいから」
　翼「ほら、ボクは暖かいよ」
　ツヴァイ「無理だね。僕らは、そう創られたんだから」
　フィー「こんにちわ、私」
　両堂「……醜悪だ」

　こんなところでしょうか？


１６．この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか？ 

　基本的にはないですが、賞をとったりして本になれば書きます(笑)


１７．この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです！　というシーン（か台詞）を
抜粋してください。 

「セイ、どこにいくの。外は寒いよ」
　翼はにこやかに微笑みながら、ゆっくりとした声で告げる。その背に黒い闇。そうとし
か言えない何かを背負って。
「それに暗いよ。外は暗いんだよ。だからセイはボクとここにいるんだ。ね。ほら、ボク
は暖かいよ」
　両手を伸ばして、翼は誠也を手招きしていた。ボタンをとめていない白いシャツの裾口
から、その肌をさらと覗かせていた。



　ここかな。うーん翼好きがばれてしまいますね(笑)


１８．この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいです
か？ 

　僕まほでも同じ事を書きましたが、狭義では思わないし、広義ではそうです。
　必ず私の小説のテーマは人の心なので、そういう意味では挑戦します。
　しかし、この小説だけのテーマでいうと、そうでもないですね。


１９．何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか？(笑) 

　残業８０時間。。。。


２０．最後に一言どうぞ！ 

　次は「さよならはまるいかたち」ですっ。


ではでは。以上を持ちまして、あとがきとさせていただきますっ。